赤坂(中華)

赤坂・宮崎ラーメン「ひょっとこラーメン」

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『らーめん』650円

宮崎ラーメンの都内一号店だという。カウンターが7席と4人掛けのテーブルが一つという小じんまりとした店内。外で食券を買ってから入る形態になっている。

白濁したとろみのあるスープにストレートの細麺。九州ラーメンにしてはやや太目の麺だ。あまり豚骨を得意としていないながら、癖がなく食べやすい。

とろけるようにやわらかいチャーシューが二枚。厚みが無いのでツルッとなくなってしまう。上に海苔が乗せられて、細切りのキクラゲと青ネギという具の構成だ。

この店には替玉というのがない。九州ラーメンには必ず替玉があると思っているのは、東京の人間の勘違いなのだろうか。

赤坂・宮崎ラーメン「ひょっとこラーメン」
東京都港区赤坂2-12-13
03-5561-3330

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赤坂・中華軽食「かつら」

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『チャーハン』800円

街の中華屋さんといった雰囲気で、赤坂には珍しいタイプの店だ。両隣と階上も同じ「桂」を名乗る店だから同じ経営なのだろうか。店に入っていくと、気っ風のいいおかみさんが元気に出迎えてくれる。

壁一面に手書きのメニューが並んで、麺類や炒め物と同じ割合で和食の居酒屋メニューも揃っている。夜は居酒屋としても使えるようだ。注文したのは無難にチャーハン。かなりのボリュームだが、200円増しで大盛というのが存在する。中華料理というよりも懐かしい焼きめしといった味わいたが、上にはカニが乗ってアクセントが付けられている。中華スープではなく、豆腐、油揚げ、ネギの具だくさん田舎風味噌汁が付いてくる。

気になったのが、『かつらそば』というメニューだ。さっそくおかみさんに尋ねてみると、塩味のとろみのあるスープに海鮮の具が入ると言う。決して別の意味ではなく、屋号を冠した麺類なのだ。

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赤坂・九州ラーメン「九州じゃんがら」

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『つけちゃん』780円★

この季節の楽しみの一つが、九州じゃんがらの夏限定メニュー『つけちゃん』なのだ。中太のしっかりとした麺に、魚貝風味のつけタレで、九州じゃんがららしくないのだが、下手なつけ麺専門店よりもレベルが高い。

刻みチャーシュー、キャベツ、メンマがスープに潜む。麺はやや少なめで、海苔があしらわれている。ツルッと喉越しがよくて、もう少し食べたいと思わせる美味しさだ。

辛味を利かせた『レッドつけちゃん』や、スープも麺も冷たい梅の香りの『ゴールドつけちゃん』のバリエーションもある。九州じゃんがらは、変化球も多彩なところも魅力なのだ。

赤坂・九州ラーメン「九州じゃんがら 赤坂店」
東京都港区赤坂2-15-15
03-3505-7882

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赤坂・北京料理「中國名菜孫」

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『担担麺』1,050円
『ご飯』150円

長蛇の列に並びながらも、調理風景を眺めながら待っていると時間が過ぎるのは早い。この日は1Fに通されたが、日の射す2Fの方が特別な印象がある。

赤坂界隈で溢れる担々麺をこのお店でも試してみたいという気持ちで注文してみた。四川料理店ではないのだが、前回の高いレベルがどう再現されているのか楽しみだ。

山椒の風味を前面に出した、さっぱりとした爽やかなスープ。一般的な担々麺とは一線を画すので、好みが分かれるかもしれない。挽き肉とほうれん草のシンプルな具の構成だ。中太麺はやわらかい仕上げだが、しっかりと存在感がある。

「普通に一人前で宜しいでしょうか」と聞かれて、中華料理店でよくある小皿を想像してしまったが、どんぶり飯が出て来て平らげるのに苦労した。自分では普通という言葉を使わないようにしているのだが、解釈が難しい言葉だと再認識させられた。

食後のデザートはマンゴープリンは相変わらずの美味しさだ。ムースのような舌触りで、濃厚な味わい。辛い担々麺の後にはクールダウンしてぴったりのデザートだ。

赤坂・北京料理「中國名菜 孫」ちゅうごくめいさい そん
東京都港区赤坂2-15-10 花柳ビル1F、2F
03-5573-9860

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赤坂・坦々麺「希須林」

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『“辛”ニラソバ』900円
『焼餃子』250円

目先を変えて普段とは違うものを注文してみることにした。赤いスープでニラがどっさりと乗っている。その下には炒めたもやし、玉ねぎ、キクラゲが入る。ややとろみがあるスープは、予想していなかった強い酸味がある。酢が苦手なので、強烈なインパクトを感じる。そして“辛”と強調するだけあって、担々麺よりは辛さも強めだ。

食べ進むと酸味に慣れていくが、さすがにスープを飲むには到らない。正直なところ、酸味にやられて味の評価は不能だ。しかし、餃子にご飯も食べたにも拘わらず、さっぱりしているからか、いつもの食べ過ぎ感がない。酢と野菜がたっぷりで身体にはいいのかもしれない。

餃子は相変わらず好みの味わいだ。5個で250円、10個で500円と赤坂としては破格である。大ぶりでしっかりとした餃子がこの値段で提供されているのは、毎度驚かされる。貧乏学生時代の自分なら、これとおかわり自由のご飯に満足して毎日通っていただろう。

帰り際に隣のお客さんの手元を見ると、黒いスープのつけ麺を召し上がっている。訊ねると、『黒担々つけ麺』とのこと。大変美味しそうで、次回の楽しみがまた一つ出来てしまった。

赤坂・坦々麺「希須林」きすりん
東京都港区赤坂3-7-9
03-5573-4119

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赤坂・博多ラーメン「秀」

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『炙りとろ玉チャーシュー麺』1,150円
『博多一口餃子』600円

打ちっぱなしに白いペイントの壁。大きな窓が洒落ていて、ラーメン屋さんらしくない内装だ。昭和38年創業という博多の老舗ラーメン店「だるま」の系列だという。
『炙りとろ玉チャーシュー麺』は、豚のほほ肉を使う芳ばしくとろけるようなチャーシューが5枚。味が良く染み込んだ煮玉子は、割ると見事な黄色い半熟の黄身が現れてトロトロの舌触りだ。他には海苔、もやし、定番の青ネギというシンプル構成。

肝心のスープは想像よりもあっさりしていて臭みもない。博多ラーメンを食べ慣れない身としては好ましい傾向だ。半分まで食べ進んだところでテーブルのしょうがを加えると、更にさっぱりとして食べやすいスープに変化した。

『博多一口餃子』は、一口餃子と言うだけあって親指の先ほどのサイズで12個。ニンニクがきいた、パリパリの羽根餃子だ。添えられる柚子胡椒を付けると味が引き立つ。

ほど近い場所には都内での超有名店「九州じゃんがら」がある。あちらとは方向性がかなり異なり、以前に博多で食べた味に近い。仲間内でも概ね好評で、ランチタイムにはラーメンが700円で食べられる事を考えれば、いい勝負になりそうだ。

赤坂・博多ラーメン「秀」ひで
東京都港区赤坂2-17-58 福住ビル1F
03-5545-9488

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赤坂・ラーメン「支那麺はしご」

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『太肉涼麺』1,000円

かねてから食べたかった、この店の『太肉涼麺(だあろうりゃんめん)』にありつけた。注文をしてから周りを見回すと、やはり全員が担々麺(だんだんめん)を注文している。

しっかりと締められた麺に、棒々鶏(ばんばんち)という酸味の効いた独特なソースが絡む。具は濃厚な太肉と太めに千切りしたキュウリだけでシンプルだ。

他の支店と比べて淡白に感じた看板の『担々麺』だったが、涼麺はしっかりとしたソースだ。麺の水切りが甘いのか、野菜の水分が流れたのか、水っぽくなってしまっているのが残念だ。

赤坂・ラーメン「支那麺はしご 赤坂店」しなめんはしご
東京都港区赤坂2-2-21 永田町法曹ビル1F
03-3583-5225

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赤坂・熊本ラーメン「菜や」

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『Cセット(ラーメン+半カレーライス)』800円

昼はセット物、夜は居酒屋として賑わう、熊本ラーメンの店。濃厚なスープが特徴で、癖になるような系統の味付けだ。ランチタイムは、熊本ラーメンとご飯物がセットで800円均一。半カレーライスが付いた、Cセットを注文した。

特大のチャーシュー、メンマ、ゆで卵が半分、そしてキクラゲがどっさりと入っている。具の量が今までよりも増えたように感じる。カレーライスは期待よりもスパイシーで辛さがあって、肉や野菜の具が多め。食べきるのがやっとのボリュームで、毎回のように麺類だけにすれば良かったと反省する。

赤坂・熊本ラーメン「菜や」さいや
東京都港区赤坂2-9-2 松田ビル
03-3583-5470

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赤坂・中国料理「過門香」

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『重慶式麻婆豆腐セット』1,300円★

冷やし担々麺を狙って訪問したのだが、残念なことに正午前に売り切れ。気持ちを看板メニューの麻婆豆腐へ切り替えた。ご飯とお粥を選べるので、いつも通りにご飯をチョイスした。せっかく本格的な中華料理店なのだから、次回はお粥にしてみようと思う。

ここの麻婆豆腐は、過去に同行したメンバーでの完食率は約5割という強烈な辛さが特徴だ。ふんだんに花椒がかかっており、辛さに加えて痺れが舌を直撃してくる。食べ進むと内臓からえぐるような熱さが伝わってきて、汗が吹き出るのだ。辛味よりも旨味が勝る満足出来る味わいだ。

1,000円をオーバーする価格帯ながら料理が出すのにテーブルに置かずに手渡しするなど、居酒屋チェーン並のサービスに落ちたのが気にかかる。それでもランチタイムは外にまで行列が出来るのだから分からないものだ。

赤坂・中国料理「過門香 赤坂溜池山王店」かもんか
東京都港区赤坂2-11-7 ATT新館1F
03-3589-2227

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赤坂・ラーメン「支那麺はしご」

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『排骨担々麺』1,100円

担々麺(だんだんめん)の専門店だが、久しぶりにこの店の涼麺(りゃんめん)を食べようと訪れた。ところがカウンターに並ぶ丼は、全て担々麺だ。ご飯が無料でおかわりも出来るサービスを思い出して、もっともご飯に合う『排骨担々麺(ぱいこうだんだんめん)』を注文した。優柔不断なのだ。

ここの坦々麺はとてもシンプルで、練りゴマと酸味に柚子を利かせたあっさりとした味わい。太肉(だあろう)と茹でた青梗菜に刻みネギのみの構成。『排骨担々麺』には、太肉の代わりに排骨が乗る。ほのかにカレー味を感じる排骨は、薄い豚バラ肉を使ってやわらかい。ベチャッとしてかなり脂っこいので、後半に食べるのがきつくなってしまった。何かと他の系列店と内容が異なるのだ。

赤坂・ラーメン「支那麺はしご 赤坂店」しなめんはしご
東京都港区赤坂2-2-21 永田町法曹ビル1F
03-3583-5225

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