銀座・日本橋

銀座・フランス料理「上野精養軒」

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『洋食弁当』3,570円★

銀座は松屋デパートの8Fのレストラン街にある、子供の頃から馴染みにしている洋食屋さんだ。以前は食堂と言った方が適切な造りだったが、いつの頃からか堂々とフランス料理店を名乗る程に昇格している。

最近のここでの楽しみは『洋食弁当』で、開店から15時までのランチタイム限定の20食だ。普段は正午には売り切れてしまっていたが、不況の影響か雨で人が少ないからか、終了時間直前でも注文が出来る幸運に恵まれた。

言わば「大人のお子様ランチ」なのだ。洋食と聞いて思い浮かぶ品々が重箱の中に詰まっている。この店は旬の鮮魚を使った料理が美味しいのだが、満足度が断然上でこちらの方に目が向いてしまう。

オードブルは玉子と鴨のテリーヌ、アジのマリネ。あっさりとした味わいだ。海鮮のコーナーには、カニクリームコロッケ、芳ばしくポアレしてあるタイとエビが乗る。レモンをかけて、タルタルソースを付ければ味が引き立つ。ブロッコリーとレタスとトマトのサラダを添えてある。

メインのコーナーには、箸で簡単に切れるほどやわらかいフィレステーキ、意外にも最も美味しかった鶏もものソテーが入る。大きめのフレンチフライ、ニンジンのグラッセ、アスバラのソテーなどの脇役も隙がない美味しさだ。デザートにはメロンだ。生クリームで飾られて、パインとイチゴで彩られている。

飛び抜けた美味しさではないのだが、安心して食べられる。いつも期待よりも上を行ってくれるのが、ここへ足が向く理由のような気がする。このような居心地のいいレストランは、いつまでも残って欲しいと願う。

銀座・フランス料理「上野精養軒 松屋銀座店」うえのせいようけん まつやぎんざてん
東京都中央区銀座3-6-1 銀座松屋8F
03-3567-4908

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銀座・ビアホール「ライオン」

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『ローストビーフ』980円
『サッポロ生ビール黒ラベル(キングジョッキ)』1,680円
『コンビネーションサラダ(フレンチ)』950円
『チキンバスケット』930円
『ヱビス・ザ・ブラック(中ジョッキ)』820円
『ロングガーリックトースト』880円
『フィッシュ&チップス』850円
『限定発売ライオンマイルドスタウト(グラス)』680円

明治32年創業で今年は何と110周年を迎えるという老舗だ。30種類以上のブランドを使い分けて、サッポロビールを提供している。その中でもこの「ライオン銀座七丁目店」は別格だ。巨大ガラスモザイク壁画のある昭和の薫りがいっぱいの空間は、昭和9年に建てられたという。自分自身も幼少のみぎりよりこの場所に連れてこられて馴染み深い。

生ビール注ぎの名人の海老原さんが注ぐ生ビールは、他では味わえない最高の飲み口だ。海老原さんの注ぐ生ビールしか認めないといいう古くからのお客さんもいるそうだ。他所では飲めない1.3リットルの『キングサイズ』をグビグビッとやるのを楽しみにしている。どうしてこんなに大量に美味しく飲めるのか、自分でも不思議なくらいだ。「おかわり!」。

料理は昔ながらのビアホールメニューから、季節を意識したものまで多彩。しかしながら、ビールが最高なだけに料理はちょっと残念な出来上がり。値段と見合わないと言わざるを得ない。一日に二度焼き上がる『ローストビーフ』は焼き上がりのアナウンス後に、即完売の人気メニューでこれを楽しみに時間を合わせて店へ向かうのだ。これだけは全てを超越した味わいなのだ。

ここは最高のビールと最高のシチュエーションを楽しむ場所。何かホッとさせられるタイムスリップしたような時間に感謝だ。

銀座・ビアホール「ライオン 銀座七丁目店」
東京都中央区銀座7-9-20
03-3571-2590

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人形町・洋食「芳味亭」

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『三重弁当』2850円★
『ビーフカレー』1200円★
『ハンバーグステーキ』1100円
『ライス』250円

創業昭和8年の老舗で、人形町の洋食御三家の一つである。日本料理のような店構えで、二階に上がると座敷で落ち着いて食事が出来る。

看板メニューは『ビーフスチュー』と『ビーフステーキ』だが、この日はあれこれ食べたかったので、『三重弁当』を選んだ。

・オムレツ
・カニクリームコロッケ
・ポテトサラダ
・エビフライ
・ビーフスチュー

これだけの顔ぶれを味わえるから得した気分になる。『ビーフスチュー』はやわらかくトロトロだ。ケチャップが多めに入った甘めで昔流の味付け。

どれも丁寧に作られて美味しい。ところがフライは揚げ過ぎで焦げているように感じた。以前に単品のカニクリームコロッケを食べた時には良かった記憶があるのだが、どうしたことだろうか。

人形町・洋食「芳味亭」ほうみてい
東京都中央区日本橋人形町2-9-4
03-3666-5687
03-3669-8008

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銀座・中華「天龍」

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『餃子』1020円★
『炒飯』980円

あくまで主観である。ここの餃子が日本一旨い。

物心ついた頃には既に馴染みのあった味で、いつ食べても大きさには驚かされる。かぶり付くと肉汁がジュワーッと口に溢れ出る。どこの餃子とも似ていない独特の味わいだ。

面白いのが、からしで食べること。定番の醤油、酢、ラー油でも構わないが、この餃子は断然からしが合うのだ。

餃子は日本一だが、他は何を食べても美味しくない。何故こんなに落差があるのか不思議な位だ。あくまで主観である。

銀座・中華「天龍」てんりゅう
東京都中央区銀座2-6-1 中央宣興銀座ビル1F
03-3561-3543

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