越谷市

越谷・うなぎ「鰻重」

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『うな重』1,995円★

夏はうなぎ以外のメニューはやっていないとのこと。うな重も1グレードだけなのだ。うなぎの前に色々とつまむのが好きなのだが、叶わなかった。捌いて焼くまで30分ほどの時間を要するとの事で、電話予約の時に注文しておいた。

実質的にクルマでしか行けない場所で、夕食には早い時間帯にも拘わらずひっきりなしにお客様が入ってきて、あっという間に満席になってしまった。想像よりもはるかに人気があるようで、強気な商売も肯ける。

うなぎは分厚く重なり合うように一匹丸ごと乗っている。カリッと焼き上がっていて芳ばしい。身はホクホクで溶けるようにやわらかく、脂が乗っている。ご飯も多くて大変なボリューム感だ。プラス105円で更に大盛に出来るが、止めておいた方が無難だ。

付いてくる肝吸いとお新香も重厚なうなぎに合っている。食後には何故かグレープフルーツが出てきた。これだけの内容でこの値段だから随分とリーズナブルと言える。ここ越谷ではこれ以上のうなぎは食べたことがない。

越谷・うなぎ「鰻重」うなしげ
埼玉県越谷市川柳町3-73-8
048-987-8551

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越谷・そば「久伊豆」

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『鴨三種盛り合わせ』840円
『厚焼き出し巻き玉子』740円
『冷やしたぬきうどん』840円
『仕上げそば』350円

越谷といえば鴨だ。この店でも鴨を売り物の一つとして出しているので、必ず鴨料理を一品注文する。『鴨三種盛り合わせ』は、燻製、胡椒、マリネの三種類の味を楽しめる。そして、毎回欠かさずに注文してしまうのが『厚焼き出し巻き玉子』だ。ダシが効いて、玉子焼きと明石焼きの中間ぐらいの味わいだ。

いよいよ夏の季節のメニューが始まっている。さっぱりとした『冷やしたぬきうどん』に期待した。キュウリとナルトの千切り、錦糸玉子、たっぷりの揚げ玉が乗っている。うどんは腰が強くて良いのだが、揚げ玉がもう一つ。好みの味からはちょっと外れていた。

メニューには書いていないが、飲んだ後にちょっとだけそばを食べたい時のために、『仕上げそば』というのが存在する。通常メニューの『せいろ』が520円に対して350円と格安だが、藪あたりと比べると量は格段に多い。値段を考慮すると、かなりの値打ちがあると感じた。

越谷・そば「久伊豆」ひさいず
埼玉県越谷市東越谷4-24-6
048-960-5388

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越谷・ビストロ「えぷろん」

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『低温調理チキンサラダ』980円★
『和牛あぶり刺し身』1,280円
『エスペランサ(赤)』2,200円
『ハツの塩焼き』740円
『厚切りベーコンステーキ』980円★
『ハンバーグステーキ』1,500円★
『和牛のビーフシチュー』1,700円
『とろとろビーフオムライス』1,680円

東武伊勢崎線の大袋駅からまっすぐに歩いて7~8分。車がすれ違うのに気をつかう程の分かりにくい路地にある。ご夫婦で営んでおられて、店内は手作り感があって家庭的だ。シェフの実家が肉の卸しをやっているとのことで、多彩で魅力的な肉料理が顔を揃えている。

看板メニューは『とろとろビーフオムライス』と『国産仔牛のステーキ丼』だが、メニューを見ていると色々と迷ってしまう。シェフの丁寧な説明を聞いて、相談しながら注文を決めていく。

まず出てきたのは、低温で調理してやわらかい仕上がりにした『低温調理チキンサラダ』だ。ペッパーが効果的に使われていて美味しい。野菜類も新鮮さが伝わって、特にホワイトアスパラは久しぶりに美味しいと思った。

好物のベーコンが好みのスタイルで登場だ。『厚切りベーコンステーキ』は、1cm以上の厚切りのベーコンを大胆に一枚そのまま焼いている。シンプルに粒マスタードを付けてでいただくのだ。飾り包丁が入っているので、取り分けも容易だ。運ばれてから3分以内に胃の中に収まってしまった。

思わず唸らされたのは『ハンバーグステーキ』である。ステーキ肉を叩いたのとミンチ肉を半分ずつ使うという、国産牛100%のハンバーグは絶品だ。レアな焼き加減で肉の旨味と食感を楽しめる。ハンバーグソースをかけてもよいが、そのままの方が美味しさの違いを感じる。

そして、楽しみにしていた看板メニューの『とろとろビーフオムライス』が出てくる。まさにトロトロの玉子だ。中にはダシのきいたご飯が詰まっている。たっぷりの量のデミグラスソースに牛肉やキノコががかかる。昔ながらの玉子がしっかりとしてチキンライスが入ったオムライスが好みなのだが、これはこれで別の料理として美味しい。オムライスとしては豪華で美味し過ぎるのだ。

どの料理もきっちりと作ってあって好感が持てる。越谷にしては洒落ていて、火の通し具合も抜群だ。この日はクルマを運転するために飲めなかったが、じっくりと飲みながら料理を味わってみたいと思う。

越谷・ビストロ「えぷろん」
埼玉県越谷市恩間145-8 ヴァレーハウス1F
048-976-9925

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越谷・しゃぶしゃぶ「城屋」

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『特選和牛コース』3,990円+1,260円★

このコースは特選和牛ロース肉に野菜盛り合わせのしゃぶしゃぶに、ご飯か稲庭うどん、そして3種類のデザートから1品をチョイスする。1,260円プラスしてコースにすると、前菜的な3種類と主役的な4種類の中から1品づつの2品のおまかせ料理を食べられる。まるでフレンチのような顔ぶれだ。

しゃぶしゃぶ屋さんでフレンチ?と、疑問を持ちながら口にした途端に印象がガラリと変わった。全てが本格的なのだ。単純なトマトサラダにしても、衝撃的なおいしさだ。ホタテに使っているソース等は、しっかりとしたベースで作ってあることがはっきり分かるのだ。少しづつ口にしてみたが、どれも抜群の美味しさで越谷であることを忘れさせる。

年季は入っているものの、かなり手入れが行き届いている銅製のしゃぶしゃぶ鍋にダシが注がれる。きれいな刺しが入ったロース肉に、白菜、白髪ネギ、ほうれん草、えのき茸、豆腐が脇を固めている。

まずは肉をゴマだれでいただくのが自分の中での慣習だ。ここまで来ると口に入れるととろけるような和牛が美味しいのは当たり前に感じ、つけだれの美味しさの方に注目してしまった。ひじょうになめらかで、ツンッとした雑味と酸味が全くないのだ。野菜もシャキシャキの歯応えで舌鼓を打つ。

〆には喉越しの良い稲庭うどんだ。温める程度に軽く鍋で温めて、しゃぶしゃぶのスープでいただいた。塩コショウで味を調えて、添えられたザーサイを少量入れて味に変化を出してみた。食べ方は自由との事で、しゃぶしゃぶのつけだれで食べるもよし。食後にはデザートですっかり満足した晩餐はお終いだ。

最後にご主人が席に来られて話す機会に恵まれた。やはり元々はフレンチのシェフのようで、料理の奥深い話をして大変な拘りを知ることになった。地域性を考えて出来るだけ美味しいものを出そうと思ったら、しゃぶしゃぶに落ち着いたのだと言う。

しゃぶしゃぶと鴨料理とフレンチが良いバランスで融合している店だ。越谷でわざわざ行きたいと本気で思わせる店を見つけたのが収穫だ。次回は少し腰を落ち着けて、ワインを片手にサイドメニューを中心に攻めてみたい。

越谷・しゃぶしゃぶ「城屋」しろや
埼玉県越谷市大沢4-2-13
048-978-6633

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越谷・そば「久伊豆」

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『天婦羅盛り合わせ』1,380円
『つけ鴨』1,050円
『藤うどん』730円★

そば屋さんにありながら、前回はこれを試せずに『鴨鍋』を食して終ってしまった。再訪の機会をようやく得ることが出来た。狙いは前回堪能した鴨とそばだ。いわゆる鴨せいろである『つけ鴨』を注文。好みの味のつけ汁には、鴨肉が溢れんばかりに入っている。歯応えはあるのだがやわらかい。そばは中太のやや黒味がかったもので、量は多め。海苔が乗ってお得な気はするのだが、逆にそばの味を消してしまっているような気がした。

この時期には、店名と同じ越谷久伊豆神社には県の天然記念物に指定された樹齢約200年の藤の花が咲く。これにちなんだと思われる『藤うどん』は、埼玉県産小麦「あやひかり」で作ったうどんに「アヤムラサキイモ」で藤色にしているという。縁起ものかと思っていたが、良い方向に予想を裏切って、モチモチとした食感がたまらない美味しさだ。残念ながら5月6日までの期間限定だ。

越谷・そば「久伊豆」ひさいず
埼玉県越谷市東越谷4-24-6
048-960-5388

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越谷・地中海料理「タベタリーノ」

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『アンティパストミスト』2,200円
『フルーツトマトのカプレーゼ』800円
『牛モツのトマト煮込み』1,100円
『パルメザンチーズのリゾット』1,680円
『真鯛のポアレ』1,480円
『魚介のパエリア』2,780円
『カプリチョーザ』1,380円
『ワタリガニのパスタ』1,580円★

イタリアンを基調とした地中海料理が気軽に食べられる。店の名前と店構えは子供っぽいのだが、店内に入ると南欧風を上手く演出していて良い方向に印象が一変する。

グランドメニューと黒板メニューに一般的な南欧料理がずらりと並ぶ。どうやらその日に入荷した素材を中心に料理を提供するのでないようだ。

肝心の味は地域性を考えれば及第点以上。もちろん、その辺りのなんちゃってイタリアンとは一線を画す美味しさなのだ。雰囲気とサービスが良いだけに、つい辛口になってしまうところだ。

越谷・地中海料理「タベタリーノ」
埼玉県越谷市越ヶ谷1-13-18
048-963-1710

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越谷・そば「いしいのそば」

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『鴨の陶板焼き』1,380円★
『そばがき』840円★
『ふきのとうの天ぷら』500円★
『メゴチの天ぷら』500円★
『そば湯割り』420円★
『とり汁かけそば(大盛)』1,300円+100円★
『そば』1,050円★
『そばととろろ』1,580円★

初めてでは場所が分かりづらい。まさに野中の一軒家といった感じだ。電話してから伺うと、気さくなご主人がわざわざ出迎えてくれた。

店内に入ると、うなぎの寝床のように奥に広がっている。民芸調の造りをしている。ジャズが流れて落ち着いた雰囲気で、ここが越谷であることを忘れさせる。

「申し訳ありません。時間がかかります」の貼り紙通りに全てがのんびりしているが、これがまたこの店には合っている。

お通し出たのは、ご主人の故郷で採れた天然のあさつきのおみたしと、手作り刺身こんにゃくだ。これが思いの外に美味しい。

柔らかく臭みのない鴨、サクッとして旨味のある種の天ぷら、そばがき、どれも美味しい。これらをつまみながらそば湯割りを飲んでいると、時間を忘れてしまう。

肝心のそばは、せいろではなく丼に入って出てくる。エッジが立った切り口だ。汁はダシの効いて気に入ってしまった。量はかなり多めだが、かなり飲んだ後にも拘わらず軽く平らげてしまった。

最後にそば茶が出てきて、まったり食事の余韻を楽しんむ。鮮やかな色がそば茶にしては珍しい。このような素晴らしい店が越谷に存在していたのには驚きだ。

越谷・そば「いしいのそば」
埼玉県越谷市神明町3-152-2
048-965-7348

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越谷・焼肉「やまと」

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『特選カルビ焼』2500円(写真は2人前)
『上タン塩焼』2400円(写真は2人前)
『レバー刺』1100円
『特上ハラミ』2400円(写真は2人前)
『キムチ』400円
『ナムル』530円(モヤシとホウレン草だけを特注)
『たまごスープ』400円
『特選ロース焼2.5人前』3800円★
『冷麺』850円

越谷駅から東へ向かって、元荒川を越える橋に差し掛かると左手に見えてくる。外階段を登った二階に入り口がある。到着した時には50分待ちの表示が出ていた。ファミレスのような造りで、入り口のところにある待合室でウォーリーを探しながら待つのだ。

残念ながら『特上タン塩焼』が売り切れ。本気のタン塩を食べる事は出来なかった。最も美味しかったのは『特選ロース焼』だ。やわらかくジューシーでとろけるような食感だ。他の特選に比べて量が2.5倍でお得感もある。

A5ランクのブランド牛を使っているということで、期待は最高潮に達する。脂が苦手なために普段は上から3番目くらいのランクを好んで食べるんだが、ここでは最上ランクの特選が丁度いい。ショウガがきいたナムルは変化球だ。特色は出ているのだが、ここは直球勝負で味わいたかった。

この他に何品も注文しているが、トータルで30,000円弱。さすがに高いと言わざるを得ない。何故あれだけの待ち行列が出来るのか不思議だ。

越谷・焼肉「やまと」
埼玉県越谷市東越谷1-5-2
048-963-0123

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越谷・うなぎ「温飩屋」

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『鴨ネギ鍋』一人前2,100円(写真は二人前)
『特上うな重』3,050円

創業は400年近く前、徳川家康が没する一年前というから老舗中の老舗だ。

越谷の街興しとしての『鴨ネギ鍋』がこの店でも楽しめる。専門店で専門以外の物を注文してはいけないという持論があるのだが、これは素直に美味しい。合鴨と鶏団子とネギが主役。スープが良い味を出している。

注文を聞いてから捌く二段重ねのうなぎは上段が香ばしく、下段はご飯で蒸されてホクホクだ。美味しさの秘訣は長年変わらないタレとの事。

傘寿を迎えたという奥さんとの会話も楽しみの一つだ。

越谷・うなぎ「温飩屋」うどんや
埼玉県越谷市大沢1-1-18
048-976-2245

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越谷・そば「久伊豆」

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『鴨ネギ鍋』一人前2,100円(写真は二人前)
『鴨焼き』860円

こぎれいでジャズが流れる店内は気持ちが良い。新たに移り住んで来た層をターゲットにしているように感じた。

あくまでも蕎麦屋さんだが、狙いは『鴨ネギ鍋』。厚い鴨肉は、帝国ホテルの「吉兆」や「ホテルニューオークラ」で出されているのと同じ物と言う。

ネギは極太。甘味があってとろけるようだ。焼きネギも添えられて、こちらは更に甘味が増す。ネギ特有のえぐみがなくなり、下仁田ネギのような味わいだ。

肝心の鴨はもう少しやわらかさが欲しいと感じた。とは言え、この地域でこの味わいはなかなかのもの。最後にうどんを食べて、鴨のだし汁が出たスープを飲んで幸せ。

料理を手渡しせずにテーブルを片付けてから置くなど、本来は当たり前だが店員さん達の振る舞いも気持ちが良かった。機会があれば、看板の蕎麦を食べに再訪したい。

越谷・そば「久伊豆」ひさいず
埼玉県越谷市東越谷4-24-6
048-960-5388

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