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2009年7月

赤坂・とんかつ「和幸」

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『かつかりー』690円

たまたま通りかかった時に目に入ったのが、『かつかりー』の文字だ。カレーではなく、「かりー」である。ただならぬ拘りを感じて、前回に持ち帰り弁当で失敗したことを忘れて思わず注文した。

写真ではカレーは別容器に入っていたが、保温器からレトルトパックを出して来たのに驚いてしまった。更に容器を開けると、写真では一口ひれかつなのが、普通のヒレカツとなっている。

ヒレカツは冷めていて評価外。肝心の「かりー」も、100円ショップのノーブランドレトルトカレーレベル。完全に名前負けしている。ぬるま湯のような温度感といい、完全にノックアウトされてしまった。次回からは店舗内でゆっくりと味わいたい。

赤坂・とんかつ「和幸 国際ビル赤坂店」わこう
東京都港区赤坂2-4-5 赤坂国際ビル内1F
03-5575-7526

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赤坂・割烹「和知」

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『鉄火丼(中)』1,000円

カウンター7席、小上がりの4人卓が1席の小じんまりとした店内。ランチのメニューは『鉄火丼』の一本勝負だ。「どうしましょう?」と尋ねられたら、ご飯の量を答えるのがルールだ。大きさは小、普通、中、大の4種類。あら汁のおかわりも無料で可能だ。2Fだがエレベーターから上がるのがここでのルール。階段は出口専用になる。この日もエレベーターを降りると人が一杯で入り口までおしくらまんじゅう状態だ。こんな時には1Fのエレベーター前で待って、階段で人が降りてきたら上がるのだ。

飲んだ翌日でお腹に余裕があるので、この日は「中」を注文。一見するとそんなに量がないように見えるが、このサイズでもかなり食べ応えがある。中落ち、中とろ、赤身とバリエーションに富んだまぐろが丼に乗っている。玉子焼き、シソに乗ったわさび、しょうが、刻み海苔が脇を固めている。必ずお腹一杯になる量とまぐろの質の良さで、1,000円というのは格安だ。

赤坂・割烹「和知」
東京都港区赤坂2-13-7 赤坂キヨシビル2F
03-3505-6778

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東京駅『幸福べんとう』

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『幸福べんとう』1,300円

竹かごに入ったレトロ調の駅弁だ。季節の焼き魚と煮物が主役のあっさりした内容だ。懐かしい雰囲気に惹かれた。

季節の焼魚として、鰤粕漬焼。駅弁にありがちなしょっぱい味付けではなく、上品で脂が乗っている。季節の煮物が程良い味の染み具合で、ホッとする美味しさ。かぶ、人参、蓮根、牛蒡、手綱蒟蒻という顔ぶれでどれも満足出来る仕上がりだ。

伊達ざくらポークを使っているという煮凝りのような豚角煮。駅弁の定番になっている「すし玉青木」の玉子焼は甘味を抑えたなもの。残念ながら帆立フライは、もう一つ。揚げ立てでない駅弁でフライ物を美味しく提供している業者はどのような工夫をしているのだろう。

「あきたこまち」を使った俵型のご飯には黒胡麻が振り掛けられて懐かしさもある。一つ一つが分かれているので食べやすい。子供の頃に一切れを取るのに固くて苦労したのを思い出した。お新香のベッタラ漬、紀州和歌山県産南高梅も主役になりうる美味しさだ。

全体的に淡白な内容ながら、充分に満足出来る。素材にこだわっているのが感じられる大人の駅弁だ。

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赤坂・坦々麺「希須林」

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『“辛”ニラソバ』900円
『焼餃子』250円

目先を変えて普段とは違うものを注文してみることにした。赤いスープでニラがどっさりと乗っている。その下には炒めたもやし、玉ねぎ、キクラゲが入る。ややとろみがあるスープは、予想していなかった強い酸味がある。酢が苦手なので、強烈なインパクトを感じる。そして“辛”と強調するだけあって、担々麺よりは辛さも強めだ。

食べ進むと酸味に慣れていくが、さすがにスープを飲むには到らない。正直なところ、酸味にやられて味の評価は不能だ。しかし、餃子にご飯も食べたにも拘わらず、さっぱりしているからか、いつもの食べ過ぎ感がない。酢と野菜がたっぷりで身体にはいいのかもしれない。

餃子は相変わらず好みの味わいだ。5個で250円、10個で500円と赤坂としては破格である。大ぶりでしっかりとした餃子がこの値段で提供されているのは、毎度驚かされる。貧乏学生時代の自分なら、これとおかわり自由のご飯に満足して毎日通っていただろう。

帰り際に隣のお客さんの手元を見ると、黒いスープのつけ麺を召し上がっている。訊ねると、『黒担々つけ麺』とのこと。大変美味しそうで、次回の楽しみがまた一つ出来てしまった。

赤坂・坦々麺「希須林」きすりん
東京都港区赤坂3-7-9
03-5573-4119

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『豚の角煮』

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豚バラのブロックを強めに焼いて表面に焼き色を付けていく。余分な脂を落としていくのだ。鍋にネギ、ショウガ、酒を入れて、アクを取りながらじっくりと煮ていく。

やわらかく煮たところで、豚バラを洗って雑味を取り除く。酒、砂糖、みりん、醤油で味付けをして、再び鍋にかける。沸騰したところに、昆布を乗せて更に煮込む。最後に半熟に茹でた玉子を入れて、さっと煮て出来上がり。

豚の角煮、茹で玉子、昆布を盛り付けて、白髪ネギを添えて出来上がり。量が少ない分、手間をかけられるのでちょっとした料理屋さんより上品に仕上がるのだ。

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『まぐろのタルタル』

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安売りになっているビンチョウマグロのサクを買ってきて、ちょっと変わった料理にチャレンジした。中おちを取る要領で筋などをきれいに取り除いて、包丁で粗めに叩いていく。

マヨネーズ、醤油、わさび、青ネギで和えて出来上がり。器に盛り付けてから、中央に卵黄を乗せて彩りを添えている。食べる前によくかき混ぜると、マイルドな味わいになるのだ。

市販のクラッカーに乗せて食べると、ビールが進む。わさびがピリリときいて、刺激的な味わいだ。

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赤坂・鳥料理「雛どり」

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『とり唐揚げ定食』900円★

このお店での王道メニューを久しぶりに注文した。一般的な唐揚げと比べて1.5~2倍はありそうな特大サイズで6ピースも皿に乗る。レモンとパセリ、マカロニサラダが添えられる。好みによってはマヨネーズを付けてもらえる。

レタスとサニーの簡単なサラダ、自家製のお新香、麩とワカメの味噌汁が付いてくる。ご飯は丼にたっぷり盛られてくる。いつの間にかご飯のおかわりが100円の有料になっているが、おかわりをするには相当な胃の大きさが必要だ。この日も2ピースほど仲間に助けてもらってしまった。

赤坂・鳥料理「雛どり」ひなどり
東京都港区赤坂2-8-11 初穂マンション赤坂B1F
03-5561-6666

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和光市・洋食「ミッシェル」

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『ミックスピザ』900円
『イタリアンサラダ』780円
『ロースハムサラダ』780円
『カルボナーラ』780円
『カニピラフ』880円

失礼ながら一見すると愛想のよくないように見えるママさんが、実はとっても優しいのだ。自分の家のダイニングのような感覚で、ふらりと訪れてゆったりと食事をするのが気に入っている。

注文するメニューがいつの間にか固定してきてしまう。ピザを一枚、サラダを二種、そしてニンニクを利かせた『カルボナーラ』辺りを定番にしている。

おそらくは初めて食べる『カニピラフ』を注文してみた。街の洋食屋さんといった感じの味だが、普段からカニを食べ付けないだけに新鮮で美味しく感じる。米から炊き上げる本格的なピラフを食べたいが、この辺りでは高望みし過ぎだろうか。

食後には必ず季節のフルーツを出してくれるのだ。ママさんは飲まない人なのか、必ずちょっとタイミングが早いのが玉に瑕だ。もしかすると飲み過ぎないように、気を遣ってくれているのかもしれないと考えておこう。

和光市・洋食「ミッシェル」
埼玉県和光市中央2-9-21
048-463-4237

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新横浜・うなぎ「大黒屋」

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『うな重 特上』3,675円
『うな丼』1,890円
『親子重定食』1,260円

プリンスホテルやアリーナの通り沿いのファミレス系のうなぎ店。入って直ぐの場所にはウィンドウの向こう側で、うなぎを炭火焼きしている姿が見えるようになっている。この業界では有名な職人さん「刈込勇吉」さんが店のオープンから携わっているという。

『うな重』は、2,415円、3,150円、3,675円の三段階で質は同じで量の違いとのこと。ただし、サービスランチ的な1,890円の『うな丼』は身が痩せていて明らかに質が異なった。値段を考えれば仕方ないところか。

特上はうなぎが二段重ねでボリュームがある。うなぎもタレも、あっさりとしているので軽く感じる。意外なところで、テーブルに置かれた「山椒」がフレッシュで舌が痺れるほどだ。かけるには加減が必要だ。

「肝吸い」か「玉子のお吸い物」を選択可能だ。総じてあっさりとした味わいという印象だ。専門外のはずだが『親子重』は歯応えのあるしっかりとした鶏肉が使われてなかなかだ。このお店は好みのうなぎとは方向性は異なるが、近くを通りかかったらまた訪問したいと思う。

新横浜・うなぎ「大黒屋」だいこくや
神奈川県横浜市港北区大豆戸町664-1
045-534-1070

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『冷やし辛味大根うどん』

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暑い日が続くと必然的に冷たい麺類を食べるのが多くなるのだ。そんな中でもここ数年の定番にしているのが、辛味大根を使った冷やしうどんだ。一般の大根よりも辛味がかなり強く刺激的。汗を拭きながら食べるのに適している。

水で良くしめたうどんにおろした辛味大根を山盛りに乗せる。ダシをぶっかけて出来上がり。この日は岩のりで磯の香りを加えて、茹で玉子を添えている。辛味大根は皮ごとするのがポイントで、より辛味が増すのだ。納豆や梅肉などを添えても合いそうだ。

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赤坂・魚料理「魚六」

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『あじサンガ焼』1,000円

滅多にお目にかかれない珍しい魚料理が売り物だ。この日は、めじなの刺身、あじサンガ焼、はもが珍しいところ。

なめろうを板に貼り付けて焼いたものだという『あじサンガ焼』を注文してみた。しそ、ねぎ、味噌などで味付けしてあって、ご飯に合う。無料ということも手伝って、おかわりまでしてしまった。

茄子の煮物と油揚げの煮びたしの二つの小鉢、お新香、ピリ辛の茄子の赤だしが脇を固めていて、定食として満足感がある。

赤坂・魚料理「魚六」うおろく
東京都港区赤坂2-18-19 赤坂シャレーII
03-3587-22519

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赤坂・博多ラーメン「秀」

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『炙りとろ玉チャーシュー麺』1,150円
『博多一口餃子』600円

打ちっぱなしに白いペイントの壁。大きな窓が洒落ていて、ラーメン屋さんらしくない内装だ。昭和38年創業という博多の老舗ラーメン店「だるま」の系列だという。
『炙りとろ玉チャーシュー麺』は、豚のほほ肉を使う芳ばしくとろけるようなチャーシューが5枚。味が良く染み込んだ煮玉子は、割ると見事な黄色い半熟の黄身が現れてトロトロの舌触りだ。他には海苔、もやし、定番の青ネギというシンプル構成。

肝心のスープは想像よりもあっさりしていて臭みもない。博多ラーメンを食べ慣れない身としては好ましい傾向だ。半分まで食べ進んだところでテーブルのしょうがを加えると、更にさっぱりとして食べやすいスープに変化した。

『博多一口餃子』は、一口餃子と言うだけあって親指の先ほどのサイズで12個。ニンニクがきいた、パリパリの羽根餃子だ。添えられる柚子胡椒を付けると味が引き立つ。

ほど近い場所には都内での超有名店「九州じゃんがら」がある。あちらとは方向性がかなり異なり、以前に博多で食べた味に近い。仲間内でも概ね好評で、ランチタイムにはラーメンが700円で食べられる事を考えれば、いい勝負になりそうだ。

赤坂・博多ラーメン「秀」ひで
東京都港区赤坂2-17-58 福住ビル1F
03-5545-9488

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赤坂・とんかつ「和幸」

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『ひれかつ丼』560円

持ち帰り弁当とはいえ、560円という値段はこの「和幸」でも最安値だ。一口ひれかつ二切れが半分に切られた状態で、玉子でとじられている。出来立てという訳にはいかないので店で食べるよりも味が落ちてしまうのが残念だが、値段を考えれば全てが許せてしまう。

ヒレカツの方がロースカツよりも高価なイメージがあるのだが、『ロースかつ丼』は650円という価格設定なのが気になってしまった。何れにしても毎日このような値段で済ませられれば、お金が貯まるだろうと思う。

赤坂・とんかつ「和幸 国際ビル赤坂店」わこう
東京都港区赤坂2-4-5 赤坂国際ビル内1F
03-5575-7526

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『揚げ出し豆腐』

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揚げ出し豆腐には断然、絹豆腐が合う。外はカリッと強めに固めて、ツルッとやわらかいのが美味しい。水分を抜いてから片栗粉をまぶして揚げるだけで、立派な料理になるのだ。

茄子に飾り包丁を入れて、素揚げして添えている。ダシは手抜きをして市販の濃縮ダシを使っている。

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『手羽先の照り焼き』

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手羽先を霜降りにして、かつおだし、醤油、酒、砂糖、おろししょうがのタレに付ける。竹串で身を刺して味が染み込みやすくしている。

必ず水分が出てしまうので、クッキングペーパーでよく拭くと水っぽくならない。グリルで焼けば出来上がり。骨から身が簡単に外れるほどやわらかい。焼く前に黒コショウをすりこめば、スパイシーなピリ辛焼になって夏らしくもなる。

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赤坂・そば「三平」

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『とり二色丼』1,000円

しっとりと感じのいい和服の女性が丁寧な対応で迎えてくれる。夜は酒が中心になるそば屋さんだが、ランチタイムは分煙化に踏み切ったようだ。申し訳なさそうに喫煙するかを尋ねられる。

ランチは1,000円で、とり二色丼、天ぷら、黒むつの三種類のご飯物とそばのセットがある。この日は無難に『二色丼』をチョイスした。期間限定でそばの大盛が無料になっているので、勢いで大盛を注文してしまった。

細切りのそばは腰があって、カツオのきいたダシも好印象だ。二色丼は鶏そぼろと炒り玉子に、鶏の照り焼きまで乗っている。これがやわらかくて美味しい。丼だけで満足するようなボリュームがあって、そばを大盛にした分が余計だったのかもしれない。これにヒジキ煮の小鉢が付いてくる。

運良く暖簾で仕切られた個室に通されたこともあって、ゆったりと食事が出来た。蕎麦湯を飲みながら余韻に浸る余裕もある。この店の雰囲気はしっくりくる。半年も訪れなかったのが不思議なくらいだ。

赤坂・そば「三平」さんぺい
東京都港区赤坂2-14-13 シャトレ赤坂101
03-3224-1300

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和光市・中華「華音」

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『自家製トマト』500円★
『キュウリのさっぱり和え』500円
『春巻』450円
『回鍋肉』800円★
『カニ玉』1,000円
『エビマヨネーズソース』1,000円
『ラーメン』700円
『高菜チャーハン』800円★
『冷し黒担々麺』900円★

メニューを見ずに無意識にトマトを注文すると、この日に限っては他の料理に使うために置いていると言う。自家製のトマトで、大きくなる前に収穫すると味が濃いのだという。確かに昔食べたあのトマトの味がする。体の中に野菜の水分が流れていく感覚だ。やはり自家製のキュウリを使った『キュウリのさっぱり和え』は二皿注文した。野菜が美味しい季節なのだ。

今まで何故か注文しなかった『回鍋肉』を試してみた。一般的に「甜麺醤」を使うことが多いのだが、ここでは京都の「桜味噌」を使っているとのこと。濃厚でコクがあって確かに一味も二味も違う。今まで食べなかったのが残念なほどだ。

マスターはチャーハンの炒め方には一家言を持っている。いつもチャーハンの話になって、作り方のコツを教えてもらうのだが、素人には分からない領域の話なのだ。何種類もある中でも一番のお勧めは『高菜チャーハン』とのこと。なるほど、パラッとしながら、しっとりとして旨味が凝縮している。高菜が主張せずに旨味になっている。このレベルのチャーハンを和光で食べられるのだから有難い。

和光市・中華「華音」かのん
埼玉県和光市中央2-7-25
048-469-3155

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早稲田・そば「三朝庵」

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『カツ丼』790円
『カレー南ばん』780円

この界隈では飛び抜けて有名なそば屋さん。早稲田大学の各学部の中心の位置に存在して、知らない者はいないだろう。『カツ丼』と『カレー南ばん』の発祥の店と言われ、大隈家や近衛騎兵連隊の御用達だった老舗である。店内はテーブルが整然と並んで、まずは仕切っているおばさんから食券を求める昔ながらのシステムだ。

やや小ぶりの丼に盛られた『カツ丼』は肉厚でしっかりと揚げてある。玉子がしっかりと固まって、味は至ってオーソドックスだ。おすましと、真っ黄色のお新香が付いている。そして『カレー南ばん』は黄色みが強めの色合い。器に一杯に盛られて、火傷しそうに熱々だ。ダシが取られていないのではないかと思うほどあっさりとしている。

二品を食べているというのもあるのだが、最後には飽きてしまって黙々と口に運ぶ作業に徹することになってしまった。それにしても「名物にうまいものなし」とは良く言ったものだ。それでも、気風の良い店のおばさんとこの辺りの移り変わりを話していると、どこか懐かしい気持ちになれてしまって、早稲田に訪れた時には何故か立ち寄ってしまうのだ。

早稲田・そば「三朝庵」さんちょうあん
東京都新宿区馬場下町62
03-3203-6218

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永田町・居酒屋「ななは」

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『日替わり膳』900円

ニュー・トーキョー系列の居酒屋で、野菜を中心にした料理を売り物にしている。ランチタイムには1,000円以内で定食が食べられる。金曜日の『日替わり膳』は、好物の豚しょうが焼きだ。

豚と玉ねぎのシンプルなしょうが焼き。向こう側の半分は野菜炒めで、たっぷりの野菜を摂れる。ニンジンや大根の根菜類が入ったたっぷりの味噌汁と合わせれば、相当な野菜の量で健康的だ。

味の方は甘辛い濃いめの味付けで、社員食堂レベル。居酒屋のランチは鬼門なのである。

永田町・居酒屋「ななは 山王店」
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワーB1
03-5512-5100

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赤坂・そば「松月庵」

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『冷しきつねそば』650円

六本木通りからちょっと入ったところにある、昭和の時代を背負ってそのままの印象のそば屋さん。お婆さんと言って差し支えないと思われる年齢の女性が仕切っている。『もり』が500円で、赤坂としては格安の値段なのだ。

夏メニューとして貼り紙に書いてある中から選んでみた。出てきたそばの鮮やかな色に驚いてしまった。テーブルのメニューを見返すと「茶そば手打風」とある。涼しげに見えて、この季節にはぴったりなのだ。細切りの麺は腰があって喉越しも良い。油揚げとキュウリの千切りにナルトと紅ショウガという構成。ネギとワサビが別皿で添えられる。

赤坂・そば「松月庵」しょうげつあん
東京都港区赤坂1-8-16
03-3586-0253

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赤坂・天ぷら「天茂」

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『天丼』1,300円
『赤だし』100円

カウンター内は女性のみで、絶妙な連携プレーで次々と揚げていく。前回は黙々と揚げている印象があったのだが、今回はにこやかに出迎えてくれて、送ってくれた。タイミング良くカウンターに滑り込んだが、この季節にも拘わらず行列が出来て大変な人気ぶりだ。

前回は小海老と小柱の『かき揚丼』を注文したので、今回は『天丼』にしてみた。お盆にペットボトルの蓋が置かれて、天丼を注文したことを認識しているようだ。天ぷらがしっかりと丼タレに浸されて出てくる。穴子、茄子、キス、サツマイモ、ししとう、といった顔ぶれ。

好物の穴子が主役に据えられているので期待したのだが、魚の臭みが感じられた。最後に乗せられる柚子の風味で何とかごまかしが効いたが、気になる部分ではある。こってりしているようで、まったく胃にもたれないのは前回同様でまた食べたくなる要因だ。

男性と女性でご飯の量を微妙に調整している事に気付いた。我々と後から入った女性とが同じタイミングでご飯が盛られたが、女性の丼はやや少な目なのだ。この辺りの細かい配慮が、女性が切り盛りしている利点なのだろうか。

赤坂・天ぷら「天茂」てんしげ
東京都港区赤坂3-6-10 第3セイコービル2F
03-3584-3746

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中野・中華「泰陽飯店」

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『自家製チャーシュー』
『春巻』
『餃子』
『八宝菜』
『白身魚の甘酢あんかけ』

店は外観、内装ともにお世辞にもきれいとは言い難い。本場中国の大衆食堂をそのまま持ってきたようなイメージだろうか。店内には中国語が飛び交い、お客さんも中国人が多いのだ。

本場そのままのような調理方法で、どのメニューも値段が安い。一皿に量は少ないので、少しづつたくさんの料理を食べられる。メニューの写真と実物が大きく異なるなどいい加減だが、何となく落ち着く雰囲気があるのだ。

中野・中華「泰陽飯店」たいようはんてん
東京都中野区中野5-59-1-101
03-5318-3390

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赤坂・アイリッシュパブ「FINN McCO OL'S」

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『和風ハンバーグステーキ』1,000円

夜は外国人で賑わうアイリッシュパブで、ランチも食べられる。ランチセットにはゴマドレッシングがかかったミニサラダが付いてくる。飲み物はセルフサービスでファミレススタイルだ。

大ぶりなハンバーグに大葉と大根おろしが乗る。甘辛いバーベキューソースで、かなり濃いめの味付けだ。金欠の学生時代に食べたレトルトのチキンハンバーグを思い出してしまった。ナス、ピーマン、ベーコン、ポテトが付け合わせで、ライスは少なめだが量だけは満足できる。

赤坂・アイリッシュパブ「FINN McCOOL'S 赤坂店」フィン マクールズ
東京都港区赤坂2-4-5 国際赤坂ビル1F
03-3586-3318

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渋谷・カレー「新宿中村屋」

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『インドカリーセット』1,785円

新宿本店よりも若干安い値段設定になっているが、それでもランチで食べるカレーとしては躊躇させられる価格設定だ。ぎりぎり1,000円以内で食べられるメニューも用意されているが、新宿中村屋といえば言わずと知れた『インドカリー』なのだ。骨付きチキンがゴロゴロと入って、激辛なのが特徴。昭和2年発売というから歴史もあるのだ。

久しぶりに口にすると、スパイシーで酸味があって、それでいてマイルドだ。どちらかと言うと直線的な辛さだったのが、グレードアップしたように感じる。口当たりはやわらかいが、身体の内側から燃えてくるような辛さなのだ。簡単に骨から外れるやわらかいチキンは、昔から変わらない美味しさだ。きっちりと煮込んであるのにパサついていないのは、流石に看板メニューだけの事はある。本格的ながら、じゃがいもが入るのが中村屋流だ。

セットにはサラダとドリンクが付く。パプリカとインゲンの彩りも鮮やかなサラダは期待よりも簡単なものだが、ドレッシングが洋食屋らしい美味しいもの。食後にチョイスしたのは、季節のラッシーだ。この日はマンゴーで、濃厚な甘さが食後に辛さを和らげてくれた。

渋谷・カレー「新宿中村屋 東横店」しんじゅくなかむらや
東京都渋谷区渋谷2-24-1 東急百貨店東横店9F
03-3477-4816

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赤坂・洋食「懐」

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『ミンチカツ』950円★

神戸から届けられる黒毛和牛を使っている洋食屋さん。夏はビタミンB1の補給が必要で『ミンチカツ』がオススメという黒板の文字に惹かれて初めて注文してみた。レベルの高いこの店の『ビフカツ』と比べてみたい気もしたのだ。

量が少ないイメージを持っていたが、期待よりも大きめサイズ。デミグラスソースがかかっている。肉汁ジュワッという感じではなく、野菜とのバランスが良くまとまっている印象。バターの風味が口に広がるコクのある味わいだ。

ポテトサラダ、フレンチドレッシングのかかったキャベツ千切り、スパゲティナポレオンが付け合わせ。カップスープが付いてくる。全体的にお行儀が良く上品なランチなのだ。

赤坂・洋食「懐」なつ
東京都港区赤坂2-10-16
03-3586-0262

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越谷・うなぎ「鰻重」

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『うな重』1,995円★

夏はうなぎ以外のメニューはやっていないとのこと。うな重も1グレードだけなのだ。うなぎの前に色々とつまむのが好きなのだが、叶わなかった。捌いて焼くまで30分ほどの時間を要するとの事で、電話予約の時に注文しておいた。

実質的にクルマでしか行けない場所で、夕食には早い時間帯にも拘わらずひっきりなしにお客様が入ってきて、あっという間に満席になってしまった。想像よりもはるかに人気があるようで、強気な商売も肯ける。

うなぎは分厚く重なり合うように一匹丸ごと乗っている。カリッと焼き上がっていて芳ばしい。身はホクホクで溶けるようにやわらかく、脂が乗っている。ご飯も多くて大変なボリューム感だ。プラス105円で更に大盛に出来るが、止めておいた方が無難だ。

付いてくる肝吸いとお新香も重厚なうなぎに合っている。食後には何故かグレープフルーツが出てきた。これだけの内容でこの値段だから随分とリーズナブルと言える。ここ越谷ではこれ以上のうなぎは食べたことがない。

越谷・うなぎ「鰻重」うなしげ
埼玉県越谷市川柳町3-73-8
048-987-8551

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和光市・ラーメン「nico」

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『三点盛』500円
『ゲソ揚げ』400円
『nico餃子』200円
『塩らーめん』600円

「らーめんoh!」「がらがら」と移り変わって、今度は「nico」という名前になった。内外装がマイナーチェンジして、心機一転といったところだろうか。

チャーシュー、メンマ、煮たまごの『三点盛』、ビールにぴったりの『ゲソ揚げ』、4種類の餃子の中から自家製で一番のお勧めという『nico餃子』で一杯やることにした。溢れんばかりに具が詰まっている『nico餃子』は、ジューシーでなかなかいける。「nico」だけに、二個とは苦笑いしてしまった。

最後に麺類ということでお勧めを聞くと、あっさりしているのが嫌いでなければ「塩」とのことだ。なるほどあっさりとして美味しいのだが、自分が塩ラーメン自体を好きではないことを思い出した。

和光市・ラーメン「nico」にこ
埼玉県和光市丸山台1-4-16
048-468-2072

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和光市・家庭料理「若松町 鮎」

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ふらっと訪ねてカウンターで看板娘のおかあさんとの会話を肴に飲むもよし、大人数で宴会を開いてもよし。家庭的で落ち着いた雰囲気の小料理店だ。売り物はおかあさんの家庭料理。日替わりで季節を感じる料理を食べることが出来るのだ。

元々は新宿区の若松町で同様の店を出していたとのこと。時々ご一緒するお孫さんは自分が通った学び舎に入学したという。そんな関係から何かと話が合ってしまうのだ。ついついもう一杯ということになってしまう。

和光市・家庭料理「若松町 鮎」わかまつちょう あゆ
和光市本町1-12
048-464-8468

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『玉子豚キムチ』

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野菜は他の献立で摂ることにして、シンプルな豚キムチを目指す。ゴマ油で豚小間切れ肉を炒めて、キムチを加える。賞味期限ぎりぎりの物が酸味が効いて、豚キムチには向いている。

鍋肌に垂らして焦がし醤油を隠し味にする。溶き玉子をかけて全体をコーティング。玉子でマイルドな味わいになるのだ。暑い日にシンプルで辛い料理が食欲を増す。

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赤坂・鳥料理「雛どり」

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『親子丼』900円
『とり唐揚げ1ピース』150円

ここでの自分の定番は『とり唐揚げ定食』か『鮪づけ丼』だが、周囲の評価が高い『親子丼』を久しぶりに味わってみたくなった。赤坂には親子丼を売り物にしている店が幾つもあるので、無意識に避けてきたのだ。

何を注文してもこの店で外せないのは『とり唐揚げ』だ。いつも通りに1ピースを別に注文した。女将さんと会話しながら待っていると、大振りな器一杯に盛られた親子丼が出てきた。ちょうど良い固まり具合で半熟の玉子が揺れる。中央には三つ葉があしらわれている。

出来立て熱々のところを頬張る。ご飯に玉子とやや甘めのダシが浸透して、全体に美味しさが回っている。大ぶりの鶏肉が主役を張っていて、絶妙な火加減でやわらかく旨味がある。トータルポイントでは専門店に譲るが、この鶏肉の美味しさは抜群だ。

赤坂・鳥料理「雛どり」ひなどり
東京都港区赤坂2-8-11 初穂マンション赤坂B1F
03-5561-6666

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赤坂・そば「松屋」

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『和風かつカレーライス』950円★

ランチタイムには食べられないので、ありつけるチャンスは限られているのだ。夕方5時からというメニューに惹かれてしまう。何故、このメニューだけが夕方から出しているのかを聞くと、揚げたてのとんかつを出すためとのこと。ランチタイムに食べられるかつ丼は、作り置きのとんかつを使っているのだそうだ。

注文から少々時間が経過して、届いたのは黄色い特徴的な色彩のカレーだ。もちろん、かつは揚げたてでヤケドしてしまいそうに熱々。衣が肉から直ぐに剥がれてしまうのはご愛嬌だ。ご飯も多いのだが、それ以上にソースの量の多さは半端ではない。普段から自分では一般的な2倍ほどの量をかけているので、ポイントが高い部分だ。

そば屋さん独特の和風カレーは、たまに口にすると懐かしさでホッとさせられる。特にここの店のカレーは和風ダシが前面に出ていて、印象的な味わい。流行りのカレー専門店も美味しいが、これは全く別の方向ながら十分に対抗出来ると感じた。

赤坂・そば「松屋」まつや
東京都港区赤坂2-9-5 松屋ビル1F・B1F
03-3583-3269

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赤坂・イタリアン「SAKURA」

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『ひき肉たっぷりのミートソース』850円

オープンテラスが洒落ている軽めのイタリアン。これまでは知り合いに見られる事を考えると、こっぱずかしくて入れなかったのだ。

まずは、シメジのコンソメスープと、サウザンドレッシングがかかったレタス、サニー、レッドキャベツ、トマトのフレッシュサラダが出てきた。ランチとしてはかなりの量があって、野菜補給にちょうど良い。

やや長い待ち時間で、ボート状の器に盛られたミートソースが登場。かなりのボリュームで、ソースの割合も多い。パスタは見るところはないが、名前に違わぬ肉たっぷりで満足度が高い。

これで普通盛り。あまりの量の多さに誤って大盛届けられたと思ったが、この日からボリュームアップしたとのこと。近隣にあるパスタ屋さんの「SABOU」や「PP」への対抗策なのだろうか。こちらは量ではなく質で勝負してもらいたいところだ。

赤坂・イタリアン「SAKURA "Dining"」
東京都港区赤坂2-8-2 エクレシアヒルズ溜池山王1F
03-3589-0574

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赤坂・ラーメン「支那麺はしご」

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『太肉涼麺』1,000円

かねてから食べたかった、この店の『太肉涼麺(だあろうりゃんめん)』にありつけた。注文をしてから周りを見回すと、やはり全員が担々麺(だんだんめん)を注文している。

しっかりと締められた麺に、棒々鶏(ばんばんち)という酸味の効いた独特なソースが絡む。具は濃厚な太肉と太めに千切りしたキュウリだけでシンプルだ。

他の支店と比べて淡白に感じた看板の『担々麺』だったが、涼麺はしっかりとしたソースだ。麺の水切りが甘いのか、野菜の水分が流れたのか、水っぽくなってしまっているのが残念だ。

赤坂・ラーメン「支那麺はしご 赤坂店」しなめんはしご
東京都港区赤坂2-2-21 永田町法曹ビル1F
03-3583-5225

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永田町・喫茶「イーグル」

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日替わり『ゆで卵+カレー』990円

1971年の創業から変わらない秘伝のカレーが売り物で、メディアにも登場した事もあるようだ。取材をしている場面に偶然に出くわしたこともある。

昔ながらの喫茶店で、ソファにテーブルというスタイル。営業時間中は喫煙可能と但し書きがある今時としては珍しい。ゆったりとした時間が流れるのが長所だが、ランチタイムはさすがに慌ただしくなる。

待望のカレーは野菜の甘味の中に辛さが潜んでいる。1970年代ならさぞかし美味しかったのだろうと想像は出来るが、期待が大きかったのもあって平凡に感じた。量はやや少な目だが、プラス100円でご飯を1.5倍に出来る。

喫茶店らしく、食事は全てドリンクが付いてくる。ゆったりとコーヒーを飲みながら食後の余韻にひたる時間が好きである。

永田町・喫茶「イーグル」
東京都千代田区永田町2-4-11
03-3580-3603

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赤坂・魚料理「つるのや」

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『あこう鯛焼定食』900円

夫婦で営んでおられる新鮮な魚を中心とした小料理屋さん。カウンターと四人の小上がりが二卓とこじんまりとしている。昼は初めて訪れた。定食が900〜1,000円で食べられる。

プリプリの身にレモンを絞って、大根おろしと一緒に食べるとホッとする味わい。焼き置きしているのか、やや冷めているのが惜しいところだ。

ほのかに山椒をきかせた豆腐とワカメの赤出し、簡単なサラダと味付け海苔、高菜が付いてくる。ご飯はたっぷりの量だ。

この店がある路地は「一休」や「よし乃」などの似た感じの和食屋さんが並ぶのだが、正午過ぎには席は埋まってしまうほど人気がある。月曜日はランチが休みなので、注意が必要だ。

赤坂・魚料理「つるのや」
東京都港区赤坂2-8-9
03-3505-1510

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赤坂・熊本ラーメン「菜や」

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『Cセット(ラーメン+半カレーライス)』800円

昼はセット物、夜は居酒屋として賑わう、熊本ラーメンの店。濃厚なスープが特徴で、癖になるような系統の味付けだ。ランチタイムは、熊本ラーメンとご飯物がセットで800円均一。半カレーライスが付いた、Cセットを注文した。

特大のチャーシュー、メンマ、ゆで卵が半分、そしてキクラゲがどっさりと入っている。具の量が今までよりも増えたように感じる。カレーライスは期待よりもスパイシーで辛さがあって、肉や野菜の具が多め。食べきるのがやっとのボリュームで、毎回のように麺類だけにすれば良かったと反省する。

赤坂・熊本ラーメン「菜や」さいや
東京都港区赤坂2-9-2 松田ビル
03-3583-5470

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池袋・居酒屋「坐唯杏」

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『生エビス』650円
『鰻鍋(2~3人前)』3,300円
『初鰹土佐たたき(普通盛)』880円
『からすみ』850円
『八丁味噌・レバーペースト車麩バゲット』780円
『焼き枝豆』580円
『伊太利亜蒸』780円

この日の目玉は夏限定の『鰻鍋』だ。鰻を丸で焼いてゴロッと入る。ゴボウと水菜がたっぷりで野菜の補給にも持って来い。他にも、ネギ、焼き豆腐、しめじ、えのき、くずきりが入る。鍋の後には玉子雑炊にして、刻み海苔と青ネギの薬味を添えて熱々を食べる。

『初鰹土佐たたき』は、皮が強めに焼いてあって芳ばしい。ニンニクスライスと一緒に食べる。軽く炙ってもらった『からすみ』や、タラモの変化球の『レバーペースト車麩バゲット』も美味しい。珍しいところで『焼き枝豆』があった。茹でないので、水に旨味が逃げないのだという。確かに味が濃い。

看板メニューの一つの『伊太利亜蒸』は必ず注文する。「日経レストランメニューグランプリ」にて、準グランプリを獲得したという。基本は茶碗蒸しなのだが、海老やあさりなどの海鮮、パスタ、トマトなどの地中海を思い起こす具に、チーズがイタリアン風を演出する。春菊がアクセントになっている。

手を替え品を替え様々なオリジナルの創作料理で、季節ごとに目と舌を楽しませてくれる。何度行ってもいつも新鮮な気持ちで、初めて訪れる店で味わうワクワク感があるのだ。入り口で靴を脱いで、ゆったりと時間を過ごせる。和風なのだが、ジャズが流れて洒落た印象だ。店員さんはきびきびとして、至って親切なのが気持ちが良い。

池袋・居酒屋「坐唯杏」ざいあん
東京都豊島区東池袋1-31-1 バロックコートB1
03-5957-2207

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『さつま汁』

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休日の朝食には出番が多いこのメニュー。味噌汁をご飯にかけるのに強い抵抗があるために、自分でも何故これが好きなのか不思議に思ってしまう。

内臓を取り除いたにぼしを軽く炒って、すり鉢で粗めに擂る。味噌汁よりもやや濃い目になるように味噌で味付けをする。細かく切った、こんにゃくと蒲鉾をが具だ。

熱々のご飯に、熱々のさつま汁をかけて、小口切りにした青ネギをふりかける。カルシウムたっぷりで、普段よりも多く食べられるので元気な一日を送れるような気がするのだ。

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『空豆の冷製スープ』

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チョッパーで茹でた空豆をペースト状にして、丁寧に裏ごしをする。コンソメで火を通して、生クリームと牛乳で仕上げる。

器に注いてから、コンソメゼリーと生クリームを加えてコクを出している。夏らしいひんやり爽やかなスープなのだ。

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『ローストビーフ』

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大好物の『ローストビーフ』を自家製で作る。黒毛和牛のモモ肉で600gほどの塊りを使っている。肉の表面を焼きあげたら、酒、みりん、醤油の調味料にセロリの葉を加えて煮る。アルミホイルに包んでオーブンでじっくりと焼く。あとは余熱で中まで火を通すのだ。

ローストビーフは厚く切った方が断然美味しい。煮汁を煮詰めたソースをかければ、ちょっとしたレストランで食べるよりも満足度が高い。

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赤坂・とんかつ「和幸」

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『ロースかつ御飯』1,208円

トンカツと言えばロースが王道だ。程良く残した脂身が旨味を増してくれるのだ。迷わず『ロースかつ御飯』をオーダーした。

皿に設えられた網の上にトンカツが置かれて、油っこくならない配慮がしてある。ソースを入れる小皿が用意されていて、直前にソースを付けて食べられる。

キャベツはソースでも構わないが、この店では柚子ドレッシングでさっぱりと食べるのを薦めている。他にシジミの味噌汁とお新香が付く。

ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由だ。前日に幾分飲み過ぎたので、味噌汁をおかわりした。シジミの肝臓への効果はあるのだろうか。この店で初めてのおかわりだ。

ボリュームがあるせいか、午後になって胃がもたれてしまった。弱気にヒレカツへ嗜好を切り換える必要が出てきたのだろうか。

赤坂・とんかつ「和幸 国際ビル赤坂店」わこう
東京都港区赤坂2-4-5 赤坂国際ビル内1F
03-5575-7526

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『アジフライ』

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刺身用のアジをフライ用にさばいてもらった。青身の魚は臭みが出るので、塩とショウガ汁で処理をしておく。あとは小麦粉、溶き玉子、パン粉の順に付けて揚げるだけだ。刺身用を使っているので、火の通し加減に気を使うことはない。衣がしっかりしたところで引き上げて、余熱を利用すればやわらかく仕上がる。

魚介類のフライにはタルタルソースが合う。半熟に茹でた玉子、ピクルス、玉ねぎをみじん切りにして、マヨネーズで和える。塩コショウを加えて味を調えて出来上がり。仕上げにレモン汁を加えて味を引き締めている。揚げたてのところにタルタルソースをたっぷりかけて頬張ると、ホクホクのフワフワの美味しさだ。

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米沢駅『米澤牛焼肉重松川辨當』

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『米澤牛焼肉重松川辨當』1,500円★

昔の漢字が並んで仰々しいが、シンプルな焼肉弁当である。「驚くほどジューシー」という謳い文句に誘われたのだ。意識して米沢牛を食べた記憶がないこともあって、思わず飛びついてしまった。昭和を感じさせるパッケージも好きなデザインだ。

この弁当を作る「松川弁当店」は、米沢駅が開通した明治32年からの老舗だという。ブランドとなった米沢牛を使った、焼肉と肉団子の二種類の味を楽しめる。東京駅弁大会で1位を取った事がある人気の駅弁なのだ。

ニンニクの芽で二本ほど彩っているだけで、牛肉だけの一本勝負をしている。甘辛く濃いめの味付けだ。程良く脂身が入って、なるほどジューシーである。こってりとした甘酢の餡が絡む特大の肉団子は、粗挽きの肉と玉ねぎの食感が心地良い。赤カブと福神漬け風の醤油漬けのお新香もご飯が進む。

しっかりとした美味しい牛肉を水増し無しで食べられるので、満足度は高い。全体的に濃い味が並んでいるので、どこかに箸休めがあればグッと良くなると感じた。

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赤坂・スープカリィ「蕗のとう」

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『和牛ハンバーグ スープカリィ』1,500円★

分かり辛い入り口だったのだが、地下へ降りる階段のところにカレーの幟を置くことで改善されている。前回は自分たちの他に、躊躇しながら一組が来店しただけだったので、おせっかいながら経営状況を心配してしまった。幟の効果があったのか、数組の先客が入っていた。

今回は『和牛ハンバーグ』を注文した。肉の周りは強めに焼き色を付けてあり、中身はわずかな火の通し加減にしてある。肉の旨味を感じる、ハンバーグ単体でも食べてみたい美味しさだ。ハンバーグが入る事でカレーに旨味が溢れ出ているのか、カレーにコクが出て甘味を感じる。

野菜類は、ニンジン、オクラ、ブロッコリー、ジャガイモ、ピーマン、ナス、インゲン、茹で玉子という顔ぶれ。肉と野菜の相性などもあるのだろうか、メニューによって合わせる野菜を使い分けているのだ。食後には抹茶アイスを食べてクールダウンした。

赤坂・スープカリィ「蕗のとう」ふきのとう
東京都港区赤坂3-13-12 赤坂料飲会館B1
03-5563-9333

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