赤坂・長崎料理「金葉庭」
『長崎ちゃんぽん』800円
『皿うどん』800円
全くのノーマークだったのだが、店の前を通りかかる度に行列が出来ている。ある時に正午前から行列が出来ることに気付き、その理由を俄然知りたくなっての来店だ。それにしても香港にあるミシュランの一つ星を獲得した広東料理店と同じ名前を名乗るからには、何か関連があるのだろうか。
二人掛けのテーブルが8席、カウンターは7席の構成だ。ランチのメニューは『長崎ちゃんぽん』と『皿うどん』の二種類のみ。夜は共に850円のところを、昼は800円とサービス価格になっている。お菓子を食べている感覚がする『皿うどん』が苦手であるため、ここは当然『長崎ちゃんぽん』だ。お客さんの八割方が『長崎ちゃんぽん』を注文しているようだ。ご飯は無料で付けてくれる。
麺は予め調理してあって、茹でた麺や野菜が大量に用意してある。二種類しかメニューがないから、流れ作業のように最後の仕上げをして提供しているようだ。ややあって、たっぷりの野菜が入った丼が運ばれる。スープは本場のような甘さはあまりなく、あっさりしている。たっぷりのコショウが入っていて、ピリリとしている。
食べ始めは人気の秘密が分からなかったが、食べ進むうちにじんわりと美味しさが伝わってきた。甘みと香ばしさとコクが感じられるのだ。気が付けばスープをほとんど飲み干しているのだ。この店に限らない話だが、ちゃんぽんは太麺がのびたような感覚が満足感を得られない原因のような気がする。
赤坂・長崎料理「金葉庭」きんようてい
東京都港区赤坂3-7-9
03-5570-2626
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